現役が選ぶ公認会計士に必要な能力5選!同期と差をつけるならこの方法!

公認会計士

 

公認会計士になりたいけど、必要な能力とかってあるのかな?
公認会計士って難関資格だけど、どんな人がなれるのかしら?

公認会計士に興味のある方の中には、上記のような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

実際、筆者自身も公認会計士の勉強や仕事を通してきた今だからこそ言える、公認会計士に必要だと思う能力がいくつかあります。

そこで今回は、現役会計士の筆者がこれまでの経験をもとに選ぶ「公認会計士に必要な能力5選」をお送りしたいと思います!!

是非この記事を読んで、ご自身やご家族が公認会計士に向いているかを確認してみてください(*^^*)

ちなみに今回ご紹介するスキルをいま時点で有していなくても、公認会計士の仕事をする中で身につけていくことはできますので、そこは安心してくださいね。

また、記事の後半では同期と差をつけるための能力についてもご紹介しちゃいます!

分かりやすい解説を心がけますので、是非最後までお付き合いいただけると嬉しいです。

公認会計士に必要な能力5選

筆者が選ぶ公認会計士に必要な能力5選は以下の通りです!

1.継続力
2.体力
3.自己管理能力
4.コミュニケーション能力
5.論理的思考力
それぞれ詳しく解説します。

継続力

まず1つ目は継続力です。

これは公認会計士の勉強を始めている皆さんはすでに実感しているのではないでしょうか。

公認会計士の試験は短答式試験と論文式試験に分かれますが、とにかく学ぶことが膨大にあります。

実際、公認会計士に合格するためには最低3000時間以上(平均3年〜4年)の長期に渡る勉強が必要と言われており、途中で挫折してしまう人も多い試験です。

筆者も勉強開始当初は10人ほどの仲間がいましたが、1人また1人といなくなり、論文式試験を受験する頃には1人になっていました。

そのくらい大変な試験を通過するためにはとにかく勉強を続ける継続力が必要です。

正直、公認会計士試験で一番辛いことは勉強を毎日続けなければならないこと(モチベーションを維持すること)であり、勉強を一定期間以上続けることができれば、基本的に合格できる人が多いと言われています。

これから公認会計士試験に挑む方は辛いこともたくさんあると思いますが、必ず最後までやり遂げるんだ!という強い気持ちを持って、前向きに向き合ってほしいと思います。

また、公認会計士は試験が終わったら勉強が終わるわけではなく、職業柄、毎年変わる税制や会計基準等の知識をアップデートし続ける必要があり、試験が終わってからも勉強の日々です。

この点からも勉強を続ける継続力はかなり重要になりますね。

体力

公認会計士というと、机に座り、電卓を叩くちょっとひ弱なイメージがある方も多いと思いますが、実は意外と体力も必要なんです。

公認会計士になると、業務上、複数社のクライアントを担当することとなり、1日の中でクライアント間を行き来することもしばしばです。

そのため、日中に重いノートパソコンを持ちながら移動するなど、体力が重要になる場面も出てきます。

また、公認会計士には繁忙期と呼ばれる超忙しい時期(監査法人の場合、4月・5月)があり、その時期は体力と精神力がないと乗り切ることができません。筆者もそうでしたが、体力があまりない女性には少しシビアな世界かもしれません。

繁忙期の実態については別記事でも詳しく解説していますので、良ければ併せて読んでみてください!

公認会計士の残業時間ってどれくらい?現役の私が徹底解説しちゃいます!!

公認会計士は激務って本当?ワークライフバランス含め大暴露しちゃいます!

自己管理能力

3つ目は自己管理能力です。

公認会計士の仕事は自由で裁量が大きい一方、自分の仕事を誰かが管理してくれるということはありません。

公認会計士試験に合格後、監査法人に入社する人が多いと思いますが、正直、手取り足取り教えてくれるような先輩がいるわけではなく、自ら進んで過年度の手続き等を学び、自分がいま何をすべきかを考えながら行動する必要があります。

特に年次があがってくると、インチャージ(現場責任者)等を経験するようになったり、担当するクライアント数が増えるため、仕事量も膨大になります。その中でやるべきことに優先順位をつけ、業務を適切にこなし処理していく自己管理能力は公認会計士にとっては必須のスキルです。

なお、公認会計士(特に監査法人)の1日の仕事内容のイメージをつけたい人は以下の記事がおすすめです↓

公認会計士の仕事内容や1日ってどんな感じ?繁忙期・閑散期のスケジュール例をわかりやすくご紹介!

コミュニケーション能力

公認会計士は実はコミュニケーション能力がとても重要なことをご存知でしようか。

なぜ、公認会計士にコミュニケーション能力が必要かというと、公認会計士は人と話す機会が非常に多いからです。

え!意外!!

例えば、経理部の方に売上金の増減内容をヒアリングしたり、社長にインタビューをしたり、棚卸しでクライアント社員の前で講評をしたりと、様々な場面で人と話す機会があります。

筆者自身も公認会計士になるまではここまで人とコミュニケーションを取る職業だとは思っていませんでした。

ちなみにこの話をすると、いま現在、コミュニケーション能力がないけど大丈夫かな?と焦る方もいると思いますが、公認会計士の仕事をしていれば嫌でもコミュニケーション能力が上達するので安心してくださいね^^;

論理的思考力

最後は論理的思考力です。

公認会計士の仕事は判断を伴うことが多く、その判断に至った経緯を論理的に理由付けし、クライアントに説明したり、調書に残す力が必要になります。

そのため、受験生の皆さんは様々な物事の結論に至った背景を考え、論理的に順序立てて説明する訓練を今からしておくと今後に役立つかもしれません。

足りない能力もたくさんあるけど、今後に期待だぜ!

筆者は大学卒業後、大手の監査法人に入社しましたが、同期に一歩差をつけたいのであれば、身につけておいたほうが良いと感じた能力が2つありましたので、ここで簡単にご紹介しておきたいと思います。

同期に一歩差をつけよう!

公認会計士の仕事を始める時点で持っていれば同期よりも一歩抜きん出ることのできる能力を2つご紹介しておきたいと思います。

ちなみに筆者はどちらの能力も全く持っていなかったため、最初はかなり苦労しましたが(T_T)

まあ、どうにかなりました。笑

【同期と差がつく能力2選】
・PCスキル
・語学力
それぞれ詳しく解説します。

PCスキル

とにかく公認会計士は1日中パソコンを使います。

そのため、PC、特にエクセルを使いこなせる人はかなり重宝されます。

筆者の経験上、Wordやパワーポイントもたまに使用しますが、公認会計士は圧倒的にエクセルを使うことが多いです。

そのため、何から手をつけようと考えている人がいましたら、まずはエクセルをマスターするようにしてください。

なお、公認会計士はパソコンのショートカットキーを使いこなす人が多いため、余裕がある方はショートカットキーについても学んでおくと良いかもしれません。

語学力

語学力がある人は活躍の場を広げることができます。

国内クライアントだけでなく、海外のクライアントを担当することもできますし、語学力が高いと、海外関連の研修メンバーに抜擢されることもあります。

また、出張で海外に同行したり、語学留学や海外駐在等の道も開けます。

入社当初は語学力はなくても問題ないですが、自身のキャリアの幅を広げたい人にとっては語学力は必須のスキルとなるため、自ら率先して勉強している人が多いです。

まとめ

今回は公認会計士に必要な能力5選をご紹介させていただきました。

どの能力もいま時点で持っていなくても今後の生活の中で身につけることができる能力であるため、そこはあまり心配しないでくださいね。(筆者自身も公認会計士になる時点で持ち合わせていない能力がたくさんありました。)

皆さんが公認会計士の一員になる日を楽しみにしています!

最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました。

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