公認会計士の仕事が辛い理由5選!現役会計士が実態を大暴露!

公認会計士

公認会計士の仕事は辛いって聞くけど、どういうところが大変なのかな?

三大国家資格の公認会計士といえば、仕事がとにかく辛い!大変!というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。

実際の現場からも以下のような声が上がっています。

しかしながら、実際にどういうところが大変なのかを具体的にご存知の方は少ないと思います。

そこで、今回は公認会計士に興味をお持ちの方向けに『公認会計士の仕事が辛い理由』について、現役会計士のコメ子が大暴露しちゃおうと思います!!

公認会計士になりたい方は、この記事を読み、公認会計士の辛い面も知った上で、公認会計士という職業がご自身に適しているか考えていただけると嬉しいです。

現役会計士のコメ子が包み隠さずお伝えしますので、是非最後までお付き合い下さい!

公認会計士の仕事が辛い理由5選

公認会計士の仕事が辛い理由は以下の通りです。

  1. 繁忙期がとにかく地獄
  2. 意外にコミュニケーション能力が必要
  3. 一生勉強の世界
  4. 課されるプレッシャー
  5. 体力勝負

それぞれ詳しく解説します。

繁忙期がとにかく地獄

公認会計士にはとにかく忙しい繁忙期が存在します。

例えば、公認会計士試験に合格すると、多くの人は監査法人に入社すると思いますが、監査法人の場合は4月・5月がめちゃくちゃ忙しい繁忙期です。

これは日本の企業の多くが3月末決算を採用しており、その翌月と翌々月に監査の期間が集中するためです。

終電は当たり前、80時間程度の残業を2カ月続ける過酷な時期であり、この繁忙期があるからこそ、公認会計士の仕事は辛いという印象が強いのだと思います。

繁忙期に恋人と連絡を取る時間がなくて、いつの間にか振られてしまった!なんて人も…^^;

なお、公認会計士の残業の実態については以下の記事で詳しく解説していますので、是非併せて読んでみてください!

公認会計士の残業時間ってどれくらい?現役の私が徹底解説しちゃいます!!

意外にコミュニケーション能力が必要

“公認会計士って電卓を打っているだけじゃないの?”そんなイメージをお持ちの方もいるのではないでしょうか。

実は意外と人と話す機会が多い職業なんです!

例えば、企業の経理部員に勘定科目の増減内容を聞くだけではなく、経理部長や社長にインタビューをしたり、時には大勢の前で講評することだってあります。

特に公認会計士は早い段階で主査(インチャージ)を任されることから、自分の倍以上年の離れた経営者と議論する等、かなり緊張する場面もしばしば生じます。

しっかりと受け答えをしないと、年齢が若いというだけで馬鹿にされることだってありますからね^^;

このように公認会計士は一般的にその年齢では体験できないような業務を行うことが多々あるため、そのたびに緊張感も付きまとうことから、コミュニケーションが苦手な人には少し辛いかもしれません。

まあ、これは裏返すと、成長機会を早い段階で与えてもらえるとも言えるんですけどね^^;

一生勉強の世界

公認会計士試験に合格したら、勉強は終わり!と思ったら大間違いです。

公認会計士は一生勉強の世界と言われており、会計基準や税制等の変更があるたびに知識をアップデートしていく必要があります。

仕事だけでも忙しいのに、自己学習もしなければならないため、時間がいくらあっても足りないと感じることも多いことでしょう。(コメ子も土日に少し勉強したりしてました。)

特にクライアント企業からは公認会計士は先生と見られ、受ける質問も難解なことが多いです。

ぶっちゃけ、会計監査六法を読んですんなり分かることは基本的に経理部の方は質問してきません。解釈が分かれる等、判断が難しい部分を相談してきます。

そのため、公認会計士は企業の経理部の方より常に一歩進んでいる必要があり、絶えず自己研鑽が求められます。

勉強が嫌いな人には少し厳しい世界かもしれませんね^^;

課されるプレッシャー

どんな仕事でも責任は伴いますが、公認会計士は社会的責任が特に大きい職業です。

繁忙期の章でも軽く述べましたが、監査の場合、いつまでに監査を終わらせなければならないかの期限が決まっており、日本は3月決算の会社が多いことから、複数企業の監査完了の締め切りが同時にやってきます。

そのため、繁忙期はタイトな期日の中、複数企業の手続きを一斉に完了させる必要があり、かなりの責任とプレッシャーを背負いながら、業務に当たることになります。

繁忙期の現場はちょっとピリついてるなんてことも…^^;

なお、大手監査法人の場合、毎年300名ほどの新卒採用を行いますが、それでも相変わらず人手が足りていません。

監査法人は入社も多いですが、離職率がとても高い業種だからです。(約7年以内に半数が辞めるとも言われています。)

働き方改革等で従来よりは残業等は減っているものの、まだまだ1人あたりの負担が大きく、改善の余地が見られますね。

体力勝負

公認会計士の仕事は超極端に言うと、営業職と似ています。

出社場所もクライアント企業の会議室を借りて作業をすることが多いことから、毎日、重いノートパソコンを持ちながらクライアントに出向き、時には1日に複数社のクライアントをはしごすることもあります。

このように、繁忙期はもちろんですが、日々の業務においても移動が多かったりと、意外と体力を求められることが多いため、少しきついと感じる人も多いかもしれません。

実際にコメ子は体力がないため、ヘトヘトになりながら帰ることも多かったです。

なお、実際の仕事のイメージについては以下の記事で詳細に解説していますので、良ければ併せて読んでみてくださいね!

公認会計士の仕事内容や1日ってどんな感じ?繁忙期・閑散期のスケジュール例をわかりやすくご紹介!

また、少し内容は似ていますが、コメ子が公認会計士になって後悔した瞬間を掲載した記事があります。

公認会計士になる前にご一読いただくと、今後に役立つかもしれません^^

公認会計士になって後悔した瞬間5選【現役会計士が大暴露!】

ここまで聞くと、「公認会計士になりたい人なんているのかな?」と思われる方も多いと思います^^;

しかしながら、公認会計士は多くの人がなりたい士業として、社会的に認知されていますよね。それ相応の魅力があるはずです。

社会的声

そこで最後に公認会計士になってよかったこともご紹介しておこうと思います。

公認会計士になってよかったこと

コメ子が公認会計士になってよかったことは以下の10個です。

  1. 試験勉強も終われば宝物
  2. ウハウハ?のお金事情
  3. メキメキ成長できるよ。〜仕事についてpart1〜
  4. 普通はできないまたとない機会〜仕事についてpart2〜
  5. 社会人にしては珍しい長期休暇
  6. ネチネチマンはいない?職場の人間関係
  7. 選び放題!?あなたのキャリア
  8. 男性会計士必見!モテる!
  9. 羨望の眼差し!?社会的ブランド
  10. たそがれてみた〜人生について〜

具体的な内容は以下の記事で解説しておりますので、是非読んでみてください↓↓

公認会計士になってよかったこと10選【現役会計士の意見を聞いてみよう】

まとめ

今回は「公認会計士の仕事が辛い理由5選!現役会計士が実態を大暴露!」のテーマでご紹介させていただきました。

どの職業にも言えることですが、全てが良く、楽しい職業なんてものは存在しません。

今回は公認会計士の辛い部分をご紹介しましたが、もちろん良い部分もたくさんあります。

皆さんには良い面、悪い面、両方を知った上で、公認会計士になりたいか改めて考えてみてほしいと思います。

最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました!

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