現役が選ぶ公認会計士に向いてる人の特徴7選!あなたの適性をチェックしてみよう!!

公認会計士

 

公認会計士になりたいけど、自分は向いているのかな?
公認会計士って難関資格だけど、どんな人がなれるのかしら?

公認会計士に興味のある方の中には、上記のような不安や疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。

実際、一概には言えないものの、自分のこれまでの経験や会計士の仲間を見ていると、いくつかの共通の特徴があることに気が付きます。

そこで今回は、数ある公認会計士の特徴のうち、現役会計士のコメ子がこれまでの経験をもとに選ぶ「公認会計士に向いてる人の特徴7選」をお送りしようと思います!!

是非この記事を読んで、ご自身やご家族が公認会計士に向いているかを確認してみてくださいね(*^^*)

分かりやすい解説を心がけますので、是非最後までお付き合いいただけると嬉しいです!

公認会計士に向いてる人の特徴7選

コメ子が選ぶ公認会計士に向いてる人の特徴7選は以下の通りです!

1.正義感のある人
2.継続できる人
3.体力がある人
4.なあなあにしない人
5.自分を管理できる人
6.人と話すのが好きな人
7.細かすぎない人

次章から詳しく解説いたします^^

正義感のある人

まず1つ目『正義感のある人』です!

これは向いているか否かの問題よりも、公認会計士であれば、保持しなければならない特徴になります。

公認会計士とは、監査及び会計の専門家として、何人からも独立した立場で、財務書類等の信頼性を確保する必要があります。

一方、監査は被監査会社(クライアント)の協力のもとに成り立つため、監査を実施する上で被監査会社と良好な関係を保つことも大切です。

しかしながら、被監査会社と仲良くなったからといって、

この会計処理は本来はダメだけど、これを反映したら業績が変わるし、クライアントが激怒するよな。来年の監査契約のこともあるし、今回はクライアントの処理を認めよう。

といったグダグダな関係が生じてはいけません。

公認会計士はどんなときでも、


ダメなものはダメ!

と毅然とした態度で、監査に臨まなければならないのです。

継続できる人

2つ目は『継続できる人』です!

①公認会計士試験

継続できることはそもそも、公認会計士試験を突破するためにも必要な力となります。

公認会計士試験は出題範囲も広く、勉強期間も数年にわたるため、精神的にもとても辛い試験です。

コメ子も試験勉強は本当に辛かったです(T_T)

この試験勉強を乗り越えるためには、当然、継続力がないと難しいです。

ちなみにこれは裏返すと、継続力があれば、公認会計士試験は誰でも合格可能な資格とも言えますね(*^^*)

②公認会計士試験が終わっても…

さらに、公認会計士試験に合格すれば勉強が終わり!と思ったら大間違いです。
公認会計士は一生勉強の世界と言われており、税法や会計基準等の改正があるたびにその内容を学び、情報をアップデートしていく必要があるのです。

新しい基準を知らないと企業の財務諸表の監査もできませんからね(^_^;)

このように、どんなことでも諦めずに継続できる人は、公認会計士にとても向いていると思います。

体力がある人

3つ目は『体力がある人』です。

①繁忙期

これは実際にコメ子が監査法人で働いていた時に感じたことです。

公認会計士に体力が必要なイメージはなかったわね。

肉体労働でもあるのかしら。

もちろん、肉体労働はありません。公認会計士は基本的に1日中パソコンを使用して作業を行います。

しかし、公認会計士には年に数回、繁忙期というとーっても忙しい時期が訪れます。

この繁忙期の残業時間は相当なものとなるため、乗り切るにはタフさと体力が必要になります。

ちなみに、コメ子はあまり体力がないため、エナジードリンクに頼ってしまいました(真似しないでね(^_^;))

公認会計士の残業時間については以下の記事で詳しく記載しているので、良ければ併せて読んでみて下さい!

②往査

監査を行う場合、クライアントに出向き、クライアントの会議室を借りて作業を行うことが多くあります。これを往査と言います。

意外かもしれませんが、公認会計士は自社の事務所よりも、クライアントに直行直帰していることの方が多かったりします。(コロナウイルス発生以降はかなり在宅勤務も増えましたが…)

仕事ではノートパソコンが必須なため、重たいノートパソコンを持ち歩き、午前中はA社、午後はB社と1日に数社のクライアントを訪問することもあります。

これを毎日こなすとなると、意外と体力が必要になります。

なあなあにしない人

4つ目は『なあなあにしない人』つまり『適当に事を流さない人』です!

これはほとんどの公認会計士に共通する特徴であり、仕事をする上でも特に重要な特徴となります。

会計監査では企業が作成した財務諸表が適正か否かを判断します。

例えば、売上の一部に多額の不明な計上があるとしましょう。

このとき、会社が間違えるわけないだろう、とそのままスルーする会計士はおりません。

公認会計士であれば自分が納得し、重要な誤りがない!と胸を張って言えるまで内容の確認を続けます。

この影響を受けてか、公認会計士は業務に関係のないことでも気になることがあれば、納得するまで追求する人が多い気がします(^_^;)

まあ、この特徴は公認会計士になれば、否応なしに定着するので安心してください。笑

自分を管理できる人

5つ目は『自分を管理できる人』です。

これは公認会計士試験を突破した方はある程度、身についているかと思いますが、仕事上でも必要な能力になります。

公認会計士は先にも述べた通り、繁忙期があり、また、一緒に働く監査メンバーは日々変化するため、監査のやり方を付きっきりで教えてくれる直属の先輩は通常おりません。

しかしながら、監査の現場ではそれぞれに分担が与えられ、指定された期日までに業務を完了させる必要があります。

まあ、誰かが教えてくれるでしょ。

と悠長に待っていても、忙しい先輩達は誰も教えてはくれません。

空いている時間に前年度の監査調書を読み、どのような手続きを実施しているかの予習をしたり、指定された締切日から日程を逆算してクライアントに資料を依頼したりと、自ら行動し、業務を完結させる必要があるのです。

まあこれは裏返すと、期日までに終わらせることができれば、他人からの干渉はあまり受けないとも言えるため、比較的、自分の裁量で自由に仕事ができると言い換えることもできますね。

人と話をするのが好きな人

6つ目は『人と話をするのが好きな人』です。

公認会計士になると分かりますが、会計士は想像以上に人と話をする機会が多くあります。

例えば、公認会計士の独占業務である監査を行う場合、クライアントの経理部員だけでなく社長や監査役などの役員に会社の業績や経営上の問題点等についてインタビューを行ったりします。

コメ子がクライアントに監査に行っていたときも、1日1回は必ずクライアントの誰かと会話をしていました。

会計士は机に向かって電卓を打ち続けているイメージがあるかもしれませんが、驚くほど人とコミュニケーションを取りますので、会話好きな方は安心してくださいね^_^;

ちなみに、どんなに引っ込み思案な人でも仕事を通してコミュニケーション能力が向上しますので、現時点で人と話すのが苦手でも全く問題ありません。

細かすぎない人

7つ目は『細かすぎない人』です。

公認会計士は数字を扱う仕事であり、真面目で細かい人が多いイメージはないでしょうか。

確かに会計士は真面目な人が多いですが、細かすぎる人は意外と少なかったりします^_^;

これは公認会計士の独占業務である財務諸表監査によるところが大きいです。

財務諸表監査では会社が作成した財務諸表の全てが正しいことを保証するものではなく、「すべての重要な点において誤りがない」ことを保証するものになります。

つまり、財務諸表を利用する株主や債権者、投資家が判断を間違えるほど、重要な点においては誤りはないということを証明すればいいのです。

これは「リスクアプローチ」と呼ばれる手法であり、 人員や時間などの監査資源が有限であることから、リスクのある項目に対して重点的に監査資源を投入し、効果的・効率的に監査を行うためになります。

監査法人から一般会社の経理部に転職する人も多いですが、経理部は1円単位で金額を合わせる必要があるため、転職した会計士が細かい数値を間違えているなんてこともあったりなかったり。笑

公認会計士は性格が悪い!?

巷では公認会計士は性格が悪いという噂があります。

その真相を知りたい方は是非、以下の記事も読んでみて下さいね↓(*^^*)

公認会計士は性格が悪い!?実際は真逆だった!【大暴露】

おわりに

今回ご紹介した特徴は公認会計士に向いてる人の特徴ではありますが、これらを全て備えていないと会計士になれないというわけではもちろんありません。(コメ子なんて、ほとんど持ち合わせていない特徴ばかりです^_^;)

最も重要なことは公認会計士になりたい!という気持ちですので、会計士を目指す方はその気持ちを忘れずに最後まで頑張ってほしいと思います。

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