公認会計士試験に挑もうとしている皆さんの中には、上記のような不安をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
実際のところ、公認会計士に受からない人にはいくつかの共通の特徴があります。
そこで今回は、現役会計士のコメ子が当時の体験等をもとに選ぶ「公認会計士に受からない人の特徴10選」を解説してみようと思います。
なお、もし当てはまる部分があったとしても、改善や努力をすれば合格することが可能なので安心してくださいね^^(コメ子も当時は当てはまる項目がたくさんありました^^;)
丁寧に解説しますので、是非最後までお付き合いいただけると嬉しいです!
公認会計士に受からない人の特徴10選
コメ子が選ぶ公認会計士に受からない人の特徴10選は以下の通りです!
- 苦手分野をそのままにする人
- 答練に出ない人
- 勉強時間が足りない人
- 公認会計士資格スクールを信じない人
- 超苦手科目がある人
- 本番に能力が発揮できない人
- 難問ばかり気になる人
- 計算問題を解かない人
- 意思が弱い人
- 暗記が苦手な人
それぞれ詳しく解説します。
苦手分野をそのままにする人
苦手分野は誰しも目を逸らしがちですよね。
ですが、苦手分野をそのままにしているともちろん合格は遠のいていきます。
特に公認会計士試験は周囲が解ける問題は絶対に落としてはいけない試験です。
少しコメ子の話をさせていただくと、実はコメ子は公認会計士の論文式試験に一度、落ちています。
その際に偏差値が40ギリギリだった監査論ですが、翌年には上位40位に入れる順位で合格することができました。(なんか、自慢みたいですみません(;・∀・))
決して自慢したいのではなく、伝えたいのは、苦手分野は得意分野に変わるチャンスを秘めているということです。
みなさんも苦手分野から目を背けずにきちんと向き合えば、必ず結果がついてくると思いますので、頑張ってみてください!
答練に出ない人
答練の出題範囲まで勉強が追いついていないからと答練に出ない人がいますが、これは要注意です。
答練ではライバル達の中で時間を測って問題を解くため、本番さながらの緊張感があります。
この緊張感に慣れておくことが実は公認会計士試験に合格するためにはとても大切です。
本番では誰しも緊張します。
緊張感の中で能力を発揮するためにはその環境に少しでも慣れておくことが、一番の近道です。
そのため、答練には可能な限り出席し、本番と同じ環境で問題を解く練習をしてみてください。
勉強時間が足りない人
え、これは当たり前じゃない!
そう思った方も多いと思います。
コメ子は公認会計士試験の合否は勉強時間で決まると思っているため、ここは強くお伝えしたいところです。
聞いたことがある人は多いと思いますが、公認会計士試験に合格するためには最低3000時間の勉強が必要と言われており、よほどの天才以外はこの時間以上勉強しないと、合格できません。(言ってしまえば、勉強さえすれば公認会計士試験は誰でも合格できる可能性があります!)
いま時点で毎日10時間以上勉強している人はそのままでいいですが、もし勉強時間が明らかに足りていない人がいましたら、少し見直してほしいと思います。
ちなみに、短答式試験までですが、コメ子の勉強時間を掲載した記事がありますので、よければ併せて読んでみてください↓
公認会計士 短答式試験までの勉強時間!合格者が実績と合格の秘訣を大公開!!
公認会計士資格スクールを信じない人
たまに、自身の通う公認会計士資格スクールだけでは不安になり、複数の公認会計士資格スクールに通ったり、他スクールの参考書をたくさん購入する人がいます。
しかし、これはあまりおすすめできません。
複数の公認会計士資格スクールに手を出すと、その分、参考書の量が増え、結局どちらも勉強が終わらずに、不完全燃焼となる可能性が高いです。
コメ子も1つの公認会計士資格スクールで最後まで勉強しました。
そのため、皆さんも最初に選んだスクールを信じ、前向きに学習することをおすすめします。
ちなみに、もし公認会計士資格スクールに迷われている方がいましたら、CPA会計学院をお勧めします。CPA会計学院は公認会計士関連のダブルスクールでいま最も勢いがあり、合格者を多数輩出している学校です。私は別のダブルスクールですが、優秀な先輩・後輩・同期の多くがCPA会計学院の出身者ですので、質は保証します。
以下で簡単にCPA会計学院についてご紹介しますので、資料請求だけでもしてみてくださいね(*^^*)
【CPA会計学院について】
公認会計士の資格試験合格を目指す資格スクールを運営し、新宿校、水道橋校、早稲田校、日吉校、大阪梅田校を展開していま
【合格実績】 2023年公認会計士試験CPA会計学院合格実績
→全体の合格者数1,544名のうち、CPA会計学院の合格者数786名 CPA会計学院合格者占有率50.9%(約2.4人に1人がCPA会計学
【CPA会計学院の特徴】
●手厚く充実したサポート体制 公認会計士試験合格者チューターや経験豊富な講師も常駐しており、論点の質問から悩
●利用者に最適な学習環境 校舎・ラウンジにある自習室はWi-fi完備、全席にコンセント
超苦手科目がある人
公認会計士試験では短答式も論文式も足切りラインがあります。
足切りライン | |
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短答式 | 各科目の得点比率において40%を満たさず、かつ答案提出者の下位から遡って33%未満となる科目がある場合、不合格になる事があります |
論文式 | 1科目でも得点比率が40%に満たない科目がある場合には、不合格となることがあります |
そのため、超苦手分野がある人は要注意です。
最低でも足切りにはならないよう、どの科目も平均的には点数を取れるようになりましょう。
本番に能力が発揮できない人
稀に能力はあるにも関わらず、本番にめちゃくちゃ弱かったり、モチベーションが本番前に最高潮に達してしまい、本番で力を発揮できない人がいます。(模試でいつも上位なのに不合格になる人はこのパターンが多いです。)
この対策としてはなるべく本番さながらの環境で問題を解き(答練に出たり、時間を計って問題を解く等)、モチベーションも本番に向けて徐々に上げていくことが大切です。
なお、自身でモチベーションを管理することが難しい方は公認会計士資格スクールの先生やスタッフにやり方を聞いてみてくださいね。
難問ばかり気になる人
木をみて森をみずタイプの人は公認会計士試験に落ちやすいです。
公認会計士試験は難問が解けるよりも、みんなが解ける問題を落とさずに取ることが重要になります。
そのため、みんなが解けないような難問に時間をかけるぐらいであれば、みんなが解ける基礎的な問題を100%取れるように意識してみてください。
計算問題を解かない人
公認会計士試験は計算問題ができないと正直、合格できません。
短答式も論文式試験も財務会計論の配点が高く設定されており、この財務会計論では計算問題が多く出題されます。
言ってしまえば、計算問題が強くなると、かなりライバル達に差をつけることができるため、皆さんも計算問題を先に固めて解けるようになっちゃいましょう!
意思が弱い人
先にも述べましたが、公認会計士試験は勉強すれば誰でも合格できる試験ですが、その分、勉強量が膨大です。
合格するためには1日4時間ほどの勉強を最短でも約2〜3年間続ける必要があり、これには相当な意思と継続力が必要になります。
そのため、意思が弱く、諦め癖がある人は最後までやり切ることが出来ず、途中で断念しやすいです。実際にコメ子も最初は10人以上の仲間がいましたが、一人また一人と挫折していき、いつの間にかひとりぼっちになっていました。
暗記が苦手な人
公認会計士試験と言えば、電卓を叩く印象が強いかと思いますが、実は暗記科目も多くあります。
どんな勉強も最初は暗記が必要ですが、特に企業法や監査論は暗記が多いため、暗記が苦手な人は少し注意してください。
ちなみに勉強がしんどくなった方は以下の記事を読んでみてください!
勉強大嫌いなコメ子が少しでも勉強を楽しくするために行った工夫を詰め込んで解説しておりますよ^^
公認会計士の勉強がしんどい君へ〜楽しくなる秘密の方法教えちゃいます〜
当てはまる部分がいくつかあったけど、これから改善していくぜ!
では、最後に少し話はズレますが、気になる方もいると思いますので、公認会計士に向いてる人の特徴についても簡単にお話しておこうと思います。
公認会計士に向いてる人
コメ子が選ぶ公認会計士に向いてる人の特徴は以下の通りです。
- 正義感のある人
- 継続できる人
- 体力がある人
- なあなあにしない人
- 自分を管理できる人
- 人と話すのが好きな人
- 細かすぎない人
詳細は以下の記事で解説していますので、是非読んでみてくださいね^^
現役が選ぶ公認会計士に向いてる人の特徴7選!あなたの適性をチェックしてみよう!!
まとめ
今回は公認会計士に受からない人の特徴を挙げましたが、当てはまる項目があったとしても改善していけば、合格することができます。
そのため、当てはまったからと落ち込まずに今後どうすればよいかを前向きに考えていってほしいです。
最後まで記事を読んでくださり、ありがとうございました!