簿記2級を取って仕事に就くぜ!
燃えているところ申し訳ありませんが、簿記2級が活かせる仕事をご存知なのですか?
いや!知らん!
というわけで、今回は公認会計士のコメ子が簿記2級が活かせる仕事をご紹介していきたいと思います。
簿記2級を取るメリットや求人例も併せてご紹介しますので、是非参考にしてみてくださいね^^
簿記2級を活かせる仕事7選
簿記2級を活かせる仕事は下記の通りです!
- 一般企業の経理部
- 一般企業の経営企画部
- 一般企業の事務職員
- 一般企業の営業
- 会計・税理士事務所
- 金融機関
- コンサルティング
次章より詳しく解説します。
一般企業の経理部
簿記2級の知識がまるまる活かせる最強の仕事は「経理部」です!
経理部では会社の様々な活動を簿記を使用して数字で表し、年度末に決算書類(財務諸表や計算書類)を作成して、経営者に提出します。
ここで簿記2級のレベルを確認してみましょう。
簿記2級のレベル
経営管理に役立つ知識として、企業から最も求められる資格の一つ。
高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル。
引用:商工会議所ホームページ
ここからも分かる通り、簿記2級はまさに経理を行うための知識・スキルが身につきますよね!
特に経理部員は簿記の知識が必要であり、誰もが出来る仕事ではないことから、人手不足が続いています。
そのため、簿記2級保有者を欲しい企業は多く、例えば以下のような求人があります。
<求人例>
【給与】年収 400万円 ~ 700万円
【雇用形態】正社員
- 経理・財務部門の管理職候補としてご活躍いただきます。
・管理会計、財務会計業務全般
・決算業務(⽉次・年次)
・納税・申告業務
・業績管理、予算管理、原価管理等
- 必須(MUST)
・簿記の知識(日商簿記3級相当)をお持ちの方 - 歓迎(WANT)
・経理実務経験(3年以上)をお持ちの方
・建設会社、銀行、会計事務所や一般企業などに勤務し、財務会計、管理会計業務に詳しい方
・会計システムに関して一定の知見のある方
【残業】月30時間程度
- 年間休日117日(2023年)
- 土日祝はほぼお休みですが、月に1回程度土曜日出勤があります。
(有休促進日として設定しています。)
- 契約期間:定めなし(60歳定年)→その後嘱託社員として勤務可能です。
- 社会保険(厚生年金、雇用保険、健康保険、労災保険)
- 賞与:年2回
- 昇給・昇格:あり(本人成績に基づきます。)
- 住宅手当:¥17,000~¥25,000(条件により支給します。)
- 家族手当:配偶者 ¥13,000 子供¥6,000(条件により支給します。)
- 健康保険あり
土日祝日休みで年収も高いですね!^^
【PR】経理部門への転職を考えている方は以下のサイトも確認してみて下さい↓
一般企業の経営企画部
経営企画部は経営者が決めた経営方針をもとに具体的な予算や目標値の策定を行ったり、市場や競合他社のデータを収集・分析し、経営戦略を立案、各部門への指示・管理等を行います。
業務内容からも分かる通り、経営企画部でも数字を扱う場面は多く、簿記2級の知識はかなり重要なスキルとなります。
なお、経営企画部は経営層に近いポジションであり、経験豊富な人材や社内の優秀な層が集められることが多いです。
求められるスキルや仕事内容も高度なため、給料も高い傾向にありますよ^^
一般企業の事務職員
意外や意外!事務職員でも簿記2級は活かせます!
経理部だけでなく、人事部や総務部等の事務職員も請求書を作成したり、伝票を起票する機会が多くあります。そのため、事務職員でも簿記を知っていると、かなり役に立ちます。
そうなのね!知らなかったわ!
特に、事務職員で簿記2級を取得している人は少ないため、資格を保有していると、能力面で周囲と大きく差をつけることができますよ^^
<求人例>
【給与】月給 18万円 ~ 24万円
【雇用形態】正社員
※試用期間:3ヶ月/条件に変更ありません
【仕事内容】
人事総務などの事務業務をお任せします。
<具体的には…>
・書類作成、管理
・給与計算
・各種社会保険手続き
・入退社手続き
・その他庶務 など
<入社後のお仕事の進め方>
ご入社後は、人事総務などをメインに簡単な業務から覚えていただきます。
その他に、経理(入出金や伝票整理など)にも触れていただけます!
入社後のキャリアの広がりは抜群です。バックオフィス業務で幅広いスキルを習得可能!
【職場環境】
配属部署:人事部
所属人数:4名
(マネージャー1名、担当1名、パート2名)
<諸手当>
・交通費、ガソリン代支給
(規定あり/月上限30,000円)
・時間外手当
(残業時間に応じて支給/月~20h程度)
【賞与/昇給】
・賞与:年2回
(昨年支給実績1.5ヶ月分)
・昇給:年1回
【応募条件】
<必須条件>
・未経験OK
・高卒以上
<歓迎条件>
経験は問いませんが、下記に当てはまる方は特にオススメです!
・PC業務が好きな方
・事務業務が好きな方
・人事業務のご経験
・総務業務のご経験
・経理業務のご経験
・一般事務のご経験
・簿記検定の取得者の方(3級OK)
<こんな方も是非>
・新卒/第二新卒歓迎
・パート/派遣の方の正社員デビュー歓迎
・若手社員、活躍中!
【勤務時間】
8:00~17:00
実働8時間/休憩60分
残業:月平均~20h程度
【休日休暇】
・週休2日を基本とするシフト制(月曜・他)
・年間休日105日
【待遇・福利厚生】
・各種社会保険完備
・産休/育休制度
・退職金制度
・財形貯蓄制度
・交通費、ガソリン代支給(月3万円まで)
・マイカー通勤(駐車場完備)
・時間外手当
・制服貸与
・食事補助
・休場日プレー料金無料
(スタッフしか利用できません)
・営業日は優待料金でプレー可能
・従業員割引制度有
・社内コンペ(希望者のみ)
一般企業の営業
売上や利益等の数値と密接に関係している営業でも、もちろん簿記2級の知識が活かせます!
営業では「原価率」「回転率」「減価償却」等の言葉がよく使われますが、簿記を学ぶと、これらの言葉の意味を適切に理解した上で、営業を行うことができるようになります。
また、数字から営業先の経営状態を把握した上で、各社に合ったプランを提案できるようになり、先方からも信頼されること間違いなしです!^^
会計・税理士事務所
会計事務所や税理士事務所では、主に企業や個人事業主の経理業務の代行(記帳代行や決算業務等)や税務申告の代行・サポート等を行います。
メイン業務は公認会計士や税理士が行いますが、そのサポートを行う事務スタッフも最低限の会計知識が求められることから、簿記2級を取得している人は優遇されます。
例えば、以下のような求人がありますので、参考にしてみてください^^
<求人例>
【職種】会計補助
【仕事内容】
- 利益予測等シミュレーション(事業規模:数千万円から10億円程度、年商2億円程度が中心)
- 会計業務全般(経理資料のチェック・仕訳入力等)
- 法人税申告書作成、所得税申告書作成
【休日・休暇】
- 完全週休二日制 ( 土日祝 )
- 夏季休暇
→ 7・8月従業員、パート等しく土日含め6連休 - 年末年始
→ 12月30日~1月5日、繁忙期は休日出勤の可能性あり - 有給休暇
6ヶ月経過後の年次有給休暇日数:10日
【勤務時間】9時30分〜18時30分
※希望により時差出勤可能
【給与詳細】※実力・経験によって決定します。
- 資格能力手当:5,000~50,000円
内訳:5,000円/月(1科目につき)
25,000円/月(税理士会登録時) - 能力手当:10,000~50,000円(実務スキルによる)
- 賞与金額 計 1.5ヶ月分(前年度実績)
【交通費】全額支給
【待遇/福利厚生】
- 賞与年2回あり
- 昇給あり
- 雇用保険
- 労災保険
- 大学卒業の方
【歓迎条件】
- 簿記3級以上
- 会計事務所経験者
- 税理士試験科目合格者
【PR】税理士・税務スタッフへの転職を考えている方は以下のサイトも要チェックです^^↓
金融機関
簿記の資格は銀行員として必須ではないものの、企業の財務諸表を読む力は自身のスキルを高め、キャリアの幅を広げてくれます。
特に銀行の花形である融資課は企業の決算書を確認して、融資するかを判断するため、簿記の知識が必須となりますね。
コンサルティング
コンサルタント会社は敷居が高く感じますが、簿記2級を取得していれば、業界未経験でも転職することが可能と言われています。
例えば、以下のような求人がありますので、参考にしてみてください。
<求人例>
- 別途、業績に応じたインセンティブ設計あり/上限なし
- 昇給・賞与あり
- 賞与年2回
会社も業界も急成長中のM&A会社で、業容拡大に伴いM&Aコンサルタントを募集しています。経験者は勿論、未経験者も歓迎いたします。
M&Aの買い手企業と売り手企業の仲介役として、以下の業務をお任せいたします。
- 事業承継、M&A仲介などの業務推進
- M&A戦略立案(事業分析・スキーム・スケジュール等)、相手先の選定、企業価値評価、交渉および条件設定
- M&Aプロジェクトのマネジメント、契約書類(基本合意書・譲渡契約書等)作成等に関する支援やその他付随するサービス実施
- 経営者を対象とした法人営業(業種不問)の経験がある方
- 金融業界での実務経験がある方(職種不問)
- 会計事務所での勤務経験
(歓迎)
- M&A業務のご経験をお持ちの方、M&Aに関する知識や経験をより深めたい方
- 公認会計士、税理士科目(科目合格含む)、弁護士、中小企業診断士、日商簿記2級等の有資格者
- コンサルティング、提案型営業、投資銀行・証券会社等の実務経験
- 9:30-18:30
- 所定労働時間:8時間(休憩1時間)
- 残業手当:あり
- 土日・祝日休み
- 年末年始休み
- 慶弔禍福の休日制度
- 保険制度(雇用保険、労災保険、厚生年金、健康保険)
- 各種ドリンク飲み放題
- 交通費支給
- 研修あり
- 資格取得支援制度あり
- 健康診断(毎年)
- 人間ドック補助
- 転勤なし
- 健康保険あり
- 厚生年金あり
このように簿記2級が活かせる仕事はたくさんありますが、簿記2級のメリットは他にも色々とありますので、最後にみておきましょう。
簿記2級を取得するメリット
簿記2級を取得するメリットは以下の通りです。
- 実務に役立つ
- 就職・転職に役立つ
- 昇進・昇格に役立つ
- 重宝される資格の割に、合格率が低い。
- 上位資格に繫がる
特に簿記2級は企業が求める資格の1つであることから、履歴書に堂々と記載することができ、就職や転職の際にかなり有利になります。
Q.何級まで取得すれば、就職や転職に有利ですか?
A.2級以上を取得すれば、履歴書へ記入することで就転職に有利に働くと言われています。 2級を取得すると、 株式会社の財務諸表が読めて、ビジネスで必要なコスト感覚がわかる人材として評価されます。 そのため、会計事務所、経理部門の他、営業職、小売り、販売職、商社、金融、コンサルティング業界等、様々な業界や職種への就職・転職に有利になります。 また、1級まで取得すると、大手企業や上場企業の会計に関する一連の会計知識が身に付きます。 経営企画部門での財務分析や、コスト管理業務等において有利になる他、それらを行う部門の責任者としての可能性も広がります。
メリットは下記の記事で詳しくご紹介していますので、是非併せて読んでみてください^^
簿記2級は取っても意味ないの?合格者が5つの理由から反論してみた!
まとめ
今回は「簿記2級を活かせる仕事7選!求人例とあわせてご紹介!」についてを解説させていただきました。
簿記2級は活かせる仕事がたくさんあるメリット盛り沢山の資格ですので、皆さんも是非、挑戦してみてほしいと思います。
最後まで記事を読んでいただき、ありがとうございました!