大学で公認会計士の勉強を始めようと思ってるけど、やっぱり少しも遊べないのかな?
大学生になったら、サークルやバイトもしたかったけど、無理なのかしら。
大学生から公認会計士を目指す場合、上記のような不安や疑問が浮かぶ方も多いと思います。
筆者も大学生から公認会計士の勉強をスタートさせたため、同じような疑問を抱いていました。
結論から申し上げますと、大学生での現役合格を目指すのであれば、ほぼ遊べないです!
今回は現役合格を目指す大学生向けに公認会計士受験生の実態をご紹介していきたいと思います。
この記事を読むことで、公認会計士を目指す場合の大学生活のイメージを膨らませていただけたら嬉しいです。
現役合格者の筆者が丁寧に解説いたしますので、ぜひ最後までお付き合い下さい^^
公認会計士は大学では遊べない?
現役合格を目指すのであれば、遊べないことを覚悟してください!暇さえあれば勉強です!
ガーン!
例をあげてみます。
一般的に公認会計士合格までに必要な勉強時間は最低3000時間と言われています。
●入学(4月)とともに勉強をスタートし、3年目の論文式試験(8月)での合格を目指す場合
3000時間÷29ヶ月=104時間(1ヶ月の勉強時間)
●1ヶ月(30日)のうち、勉強は週6日(月4日間は休み)とした場合
104時間÷26日(1か月30日-休み4日)=4時間(1日の勉強時間)
大学の講義やゼミナールとは別に、1日最低4時間は勉強しないといけないことが分かりますね。
さらに言うと、これは最低勉強時間であり、10時間以上勉強している人がザラにいるのが公認会計士試験の実態です。
当時、現役で合格したメンバーを見ていると、感覚的には以下の通りでした。
- 1日10時間以上勉強している人→大学3年時に合格
- 1日6時間以上勉強している人→大学4年時に合格
やっぱりかなりの時間、勉強しないといけないのね。これじゃあ、遊べないわね。
では次に、現役合格を目指す場合にサークルやアルバイトとの両立が可能かについてみていきたいと思います。
●●との両立
サークルとの両立
サークルとの両立は難しいかもしれません。
残念ながら、会計士と関係のないサークルを満喫し、公認会計士試験に大学在学中に合格する強者は筆者の周りにはおりませんでした。
始めはどこかしらのサークルに入るものの、試験勉強が本格化するにつれ、サークルから脱退する人がほとんどです。
アルバイトとの両立
例えば、年末年始に年賀状の仕分け作業を行う等の短期のアルバイトは可能ですが、毎週出勤するといった長期のアルバイトは試験勉強に影響を及ぼす可能性があります。
恋愛との両立
これは人によると思います。
同じ公認会計士試験を目指す仲間であれば、一緒に勉強したり励まし合ったりできて良いと思いますが、恋すると勉強が手につかなくなる人は…うーん、どうでしょうか。
もちろん、恋愛と上手に両立している人もいましたので、これは自分とよく向き合って考えてみて下さいね^^
大学生のある1日の流れ
筆者の大学在学中のある1日を再現してみました! なお、1年目はサボり魔だったので、以下は試験勉強に本気になった後のスケジュールとなります(^o^;
時刻 | 内容 |
---|---|
7時 | 起床 |
8時 | 大学へ出発 |
9時〜12時 | 図書館で自習 |
12時〜13時 | お昼 |
13時〜16時30分 | 大学の講義2コマ受講 |
17時〜18時 | 図書館で自習 |
18時〜19時 | 軽食・休憩・移動 |
19時〜21時 | 予備校の講義 |
22時 | 帰宅 |
では、次に現役合格を目指す場合の注意点をみておきましょう。
現役合格を目指す場合の注意点
現役合格を目指す場合の注意点は以下の通りです。
- 覚悟を決める
- 仲間を作る
以下で詳しく解説します。
覚悟を決める
周囲が大学生活をEnjoyしている中、ひたすら勉強を続けるのは本当に辛いと思います。けれども、そんなことを気にする余裕がないぐらい勉強しないと現役での合格はできません。
そのため、公認会計士を目指すと決めた時点で、絶対に合格するんだ!という強い意志と周りに流されない覚悟を持ってください。
今は辛くても合格した時の喜びはひとしおです!目指すと決めたら本気で頑張りましょう!
仲間を作る
公認会計士を目指す仲間を作ることも大切です。
1人で勉強するよりも仲間がいれば、周囲の誘惑にも打ち勝つことができますし、お昼休憩だけでも話す仲間がいれば、気分転換にもなります。
ちなみに、筆者の周りも最初は10人ほどの仲間がいましたが、みんな諦めてしまい、最後は1人になりました。
長期間、1人で1日中勉強するのは本当に辛いです。
皆さんは可能な限り仲間を作って、みんなで合格してほしいと思います。
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合格までのスケジュールについては以下の記事でご紹介しておりますので、是非、参考にしてください^^
公認会計士を目指す大学生のためのスケジュール!【現役会計士が徹底解説!】
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