公認会計士を目指す大学生のためのスケジュール!【現役会計士が徹底解説!】

公認会計士

 

公認会計士はものすごい勉強しないと合格できないんだって。合格者の勉強スケジュールってどんな感じなんだろう?

公認会計士を目指そうと思っているけど、試験勉強と大学の両立ってできるのかしら?

大学生から公認会計士を目指す場合、上記のような不安や疑問が浮かぶ方も多いのではないでしょうか。

実際、筆者も大学生から公認会計士の勉強をスタートさせたため、同じような悩みや疑問を抱きながら、合格に向けて勉強を続けてきました。

そこで、今回は公認会計士の受験にあたり、大学生の皆さんが疑問に思われそうな点を筆者が当時を振り返りながら一つずつ解説していきたいと思います!

この記事を読むことで、大学生で公認会計士を目指す場合の合格までの大まかなイメージを掴んでいただけたら嬉しいです。

現役会計士の筆者が丁寧に解説いたしますので、ぜひ最後までお付き合い下さい^^

●●との両立

大学(学業)との両立

大学との両立はもちろん可能です!筆者も大学の講義はきちんと出席しました。

公認会計士を目指す大学生は公認会計士試験と被る科目を大学で履修することが多いです。

大学の講義で簿記論や経営学を選択することで、公認会計士試験の予習・復習ができるようにしています。

サークルとの両立

サークルとの両立は難しいかもしれません。

残念ながら、会計士と関係のないサークルを満喫し、公認会計士試験に大学在学中に合格する強者は筆者の周りにはおりませんでした。

始めはどこかしらのサークルに入るものの、試験勉強が本格化するにつれ、サークルから脱退する人がほとんどです。

「大学生といえばサークル!」と楽しみにしている人も多いと思いますが、公認会計士試験を目指すのであれば、集まる頻度が少なめのサークルを選ぶなど、検討したほうがよいかもしれません。

アルバイトとの両立

例えば、年末年始に年賀状の仕分け作業を行う等の短期のアルバイトは可能ですが、毎週出勤するといった長期のアルバイトは試験勉強に影響を及ぼす可能性があります。

公認会計士試験に合格し、社会人になればいくらでも働くことはできるので、もし経済面で親にお願いできるのであれば、在学中は親に頭を下げ、早めの合格を目指すのも1つの方法かもしれません。
もちろん、公認会計士になってから、たくさん親孝行してくださいね^^
※ちなみに筆者は大学生の時は勉学一本に集中させてもらい、大学で成績優秀者向けの給付金制度があったため、その制度の採用を目指し、学費の補填にしました。

公認会計士合格までの流れ

ダブルスクール

公認会計士は独学での合格は難しいため、多くの人はTACや資格の大原といった、資格取得のための公認会計士資格スクールに通います。

なお、どうしても自分に合うダブルスクールが決まらない場合や迷っている場合はCPA会計学院を検討してみてください。

CPA会計学院は公認会計士関連のダブルスクールでいま最も勢いがあり、合格者を多数輩出している学校です。

私は別のダブルスクールですが、優秀な先輩・後輩・同期の多くがCPA会計学院の出身者ですので、質は保証します。

以下で簡単にCPA会計学院についてご紹介しますので、資料請求だけでもしてみてくださいね(*^^*)

【PR】【CPA会計学院について】
公認会計士の資格試験合格を目指す資格スクールを運営し、新宿校、水道橋校、早稲田校、日吉校、大阪梅田校を展開しています。 「考え方」を押さえ理解することを重視した講義と教材により「深い知識の習得」を促し、公認会計士試験合格者チューターや経験豊富な講師が校舎に常駐することにより、手厚いフォローを可能にしています。
【合格実績】
2023年公認会計士試験CPA会計学院合格実績
→全体の合格者数1,544名のうち、CPA会計学院の合格者数786名 CPA会計学院合格者占有率50.9%(約2.4人に1人がCPA会計学院の受講生)
【CPA会計学院の特徴】
●手厚く充実したサポート体制 公認会計士試験合格者チューターや経験豊富な講師も常駐しており、論点の質問から悩み相談まで、いつでもどこでも質問・相談ができる体制を構築しています。
●利用者に最適な学習環境 校舎・ラウンジにある自習室はWi-fi完備、全席にコンセント配備、iPadレンタル、飲食スペースなどがあり、良質な学習環境を提供しています。
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また、公認会計士資格スクールの費用については以下の記事で詳しく解説していますよ↓
公認会計士資格スクールでは合格までの年数により、コースを選択しますが、大学に入るまで簿記に触れたことがない人は短答式試験の受験が2年目以降に設定されているコースをオススメします。
コース例短答式受験時期コース選択のポイント
コース①勉強開始年の12月又は翌年5月商業高校出身者等、簿記の知識を予め持っている人が多い。
簿記の知識がゼロの場合は講義の早さについていけない可能性がある。
コース②(初学者はこちらがおススメ!)勉強開始翌年の5月又は12月簿記の知識がゼロからでも合格可能なコース。
初学者はこちらのコースがオススメ

ダブルスクールについては下記の記事でも詳しく解説しておりますので、良ければ読んでみて下さいね↓^^

公認会計士になるにはダブルスクールが必要?実体験を踏まえ、現役の私が解説します!

では次に、公認会計士の勉強スケジュールをみてみましょう。

勉強スケジュール

一般的に公認会計士合格までには3000時間の勉強が必要と言われています。

例えば、上記ダブルスクールの章で取り上げたコース②で初学者が進む場合、順調に進めば、勉強開始3年目の8月に論文式試験を受験します。

ここで計算してみましょう。

大学入学の4月から公認会計士の勉強を始め、勉強開始3年目の8月に論文式試験を受験する場合、全部で29ヶ月あります。

3000時間÷29ヶ月≒103時間

1ヶ月あたりに必要な勉強時間は約100時間ですね。

週休1日とし、週6日で勉強するとした場合、以下の通り1日4時間は勉強時間を確保する必要があります。

100時間÷24日≒4時間

えっ!4時間でいいの?!聞いてたより少ない!!

と思われた方もいるかもしれませんが、この4時間は全神経を集中させて公認会計士試験と向き合う必要があります。

大学の講義もある中で、それ以外に1日4時間勉強するのは思っている以上に大変だったりします。

さらに言うと、これは一般的な平均から割り出しただけの数値のため、実際は1日10時間ほど勉強している人もザラにいます。

筆者の実際の短答式試験までの勉強時間・スケジュールについては以下の記事で詳しく掲載しておりますので、良ければ参考にしてみてください^^

ある1日の流れ

筆者の大学在学中のある1日を再現してみました!

なお、1年目はサボり魔だったので、以下は試験勉強に本気になった後のスケジュールとなります(^o^;

時刻内容
7時起床
8時大学へ出発
9時〜12時図書館で自習
12時〜13時お昼
13時〜16時30分大学の講義2コマ受講
17時〜18時図書館で自習
18時〜19時軽食・休憩・移動
19時〜21時予備校の講義
22時帰宅

大学生が会計士を目指すのはオススメ案件!?

筆者は大学生から公認会計士を目指すことを強くお勧めしています。
なぜなら、大学生は勉強時間を確保しやすいため、合格率が非常に高いからです。
合格率の高さは実際の公認会計士試験の結果にも顕著に表れています。
以下は公認会計士・監査審査会が開示している「令和2年 公認会計士試験 合格者調」からの抜粋です。
大学在学中は53.2%と他の区分に比べ、明らかに高い比率となっていることが分かります。

To:本気で合格したい大学生の皆様へ

 

大学生は周囲の誘惑も多いと思いますが、勉強時間を確保できるいまをチャンスと捉え、合格に向けて一直線に頑張ってほしいです!

おわりに

公認会計士試験はセンス云々よりも、勉強時間を確保できるかが合否の大きな分かれ道となります。
大学生は比較的、勉強時間を作りやすいため、本当に公認会計士になりたい大学生は是非、早めに勉強をスタートさせてみて下さい!
皆様が公認会計士の一員になるのを楽しみにしております^^
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